読書ロク

読んだ本の内容を、片っぱしから忘れてしまう自分のための記録

潜在意識にまで透徹する思いを抱く

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尊敬する2人の方々にご紹介いただいて、気になっていた稲盛和夫さんの『働き方』。

印象的だったのは、先日読んだ『嫌われる勇気』で書かれていたアドラーの教えを、稲盛さんがしっかり実践していたことだった。
理論を理解することはできても
それを実行に移すことは非常に難しいとされるアドラーの哲学。
しかしそれが実践可能であることを、
稲盛さんは身をもって示している。

そしてもうひとつ。
「高い目標を達成していくには、"潜在意識にまで透徹する"ほどの、強い持続した願望を持つことが、まずは前提となるのです。(p.86)」
努力は誰しもがしている。
誰よりも努力して、誰よりも強く思い続けられたときにこそ、手が届かないと思われたような高みに到達できるのだろう。